
やばいこのポーズ。カッコよすぎ!
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うん、十分いけますね。
スピード感はあるし、キマッています。
ではなぜ2枚目と5枚目にのけぞりポーズを入れたのでしょうか
KKアニメでは、フォルムのデフォルメと同時に、
動きにもデフォルメが加えられていることがよくあります。
パンチのパターンの描き分けが身体感覚によるものだとすれば、
こういった動きのデフォルメは、
アニメーターとしての職業的なクセから来ているのかもしれません。
「もっとハデに」「もっと力強く」見せたい、というクセですね。
だから、前に向かう動きをハデに見せるために、いったんのけぞってみたり、
最後のパンチを力強く、重たくするために、ちょっと反動をつけてみたりする。
たぶん、KKは無意識のうちにやっていると思いますが、
たとえば、これが通常のアニメーション作品の制作となると、
KKが描いた原画に、2枚目と5枚目のような中割りを入れる動画マンは
なかなかいないでしょうね。
そういう意味でも、アニメーターが全部一人で作る素描動画というのは、
作家のこだわりやクセを随所に発見できて、面白いと思うのです。
このオープニングアニメーションは、もう40年も前のテレビアニメ作品ですが、
KKはキャラクターデザイン、作画監督、そしてすべての原画を担当しました。
009のマフラーのしなりがいい!ビームのエフェクト表現がいい!
というアニメファンの方の感想をこれまでに何度か聞きました。
うーむ、たしかに格好いい。
僕はイラストレーターなので、やはり一枚絵としての出来映えに興味があります。
ここではフォルムに着目してみたいと思います。
KKの作画、アニメートは「肩」に特徴があると思います。
肩をいからせたり、すくめてみたり、どちらかの肩が上がっていたり。
この動画でいうと、
0:009→004のビーム発射のときのポーズ(肩越しの顔)
0:15→009のポーズ(左肩が身体の内側にグッと入る、右肩上がり)
0:53→009の左肩上がり、斜めポーズ
などの絵です。
これは動かすときも同様で、重心移動と同時にどちらかの肩がグッと上がる。
肩を張るポーズがキマッていると、格好いいポーズになるんですね。
マイケルジャクソンのダンス然り。
あと、僕のとっておきの1枚は、
0:31の、009後ろ向きでビーム発射の絵です。
このちょこんと突き出た尻と、内股気味の脚がたまらなくセクシー。
そして例によって肩は左上がり。
これから登場する新作素描も、肩のラインに注目してみてください。
新たに木村圭市郎(以下KKと呼ぶことにします)実況中継用のブログを作りました。
KK作品について、僕の視点からいろいろ書いていこうと思います。
ジャパニメーションについての知識がほとんどなく、専門的な見方はできないので、
僕にとっての、好きな線、好きなフォルム、好きなアクション、などを基準に解説します。
まずはWORKSの説明を少し。
現在、主人公ジャガーマンの格闘素描動画は3本完成しています。
1、ジャガーマン対アーパン
2、ジャガーマン対ラオジイ
3、ジャガーマン対マオ
それぞれ2分程度のアニメーションです。カット数にして60〜70カット。
WORKSでは、その中から僕が好きなカットを抜粋し、掲載していきます。
それでは早速。
■AP-5A
アーパンのシャドー回し蹴り。
僕がこのアクションの中で注目するのは、腕の動きです。
腕を、下ろした状態(1コマ目)から、まずは胸の前で閉じる(4コマ目)。
次に、グッと開き(6コマ目)、そこから蹴りへ。
9コマ目の、右肩を張り、首を前に出すポーズ、好きです。
そして2発目の蹴りに入りますが、ここからがポイント!
13コマ目と14コマ目。
顔の向きは変わらず、状態だけグッと回転、13で曲げた左腕は14で一気に伸びる。
この14の「開き」に備え、13の左手はグーになっています。
そしてラストカット。肩張り。左手首の返しにも注目。
伸縮と緩急、トリッキーな腕の動きによって、踊るようなアクションに仕上がっています。
へたな解説でスミマセン。
おいおい慣れていきたいと思います。
(下にある一回目の記事は、僕のブログ(キムウィルス)に書いたものの再録です)
