このオープニングアニメーションは、もう40年も前のテレビアニメ作品ですが、
KKはキャラクターデザイン、作画監督、そしてすべての原画を担当しました。
009のマフラーのしなりがいい!ビームのエフェクト表現がいい!
というアニメファンの方の感想をこれまでに何度か聞きました。
うーむ、たしかに格好いい。
僕はイラストレーターなので、やはり一枚絵としての出来映えに興味があります。
ここではフォルムに着目してみたいと思います。
KKの作画、アニメートは「肩」に特徴があると思います。
肩をいからせたり、すくめてみたり、どちらかの肩が上がっていたり。
この動画でいうと、
0:009→004のビーム発射のときのポーズ(肩越しの顔)
0:15→009のポーズ(左肩が身体の内側にグッと入る、右肩上がり)
0:53→009の左肩上がり、斜めポーズ
などの絵です。
これは動かすときも同様で、重心移動と同時にどちらかの肩がグッと上がる。
肩を張るポーズがキマッていると、格好いいポーズになるんですね。
マイケルジャクソンのダンス然り。
あと、僕のとっておきの1枚は、
0:31の、009後ろ向きでビーム発射の絵です。
このちょこんと突き出た尻と、内股気味の脚がたまらなくセクシー。
そして例によって肩は左上がり。
これから登場する新作素描も、肩のラインに注目してみてください。
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